何回か練習しているうちに最初ほど集中しなくてもできるようになっていきます。短期間ながらだんだん自動的になっていくのがわかって、自分のことながら、ちょっと不思議でおもしろいです。自動化が進むと集中して取り組んでいたときにはしなかった間違いをするようになりました。一定のリズムにのって入力しようとしたときに、最近はもう使っていない親指シフトの動作がでてきたのです。やはり「シフト操作」というカテゴリで脳が認識しているということがわかりました。シフトなしの文字の練習をしていたときには親指シフトがでてくることはまったくなかったのですが、中指シフトの練習段階に入ったとたんに顔を出すようになってきたからです。ローマ字入力が前置シフトと考えられるというのは、論としては間違っていないですが、机上の空論です。