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中指シフトは親指シフトとローマ字入力の中間のような感触。手の動作はローマでシフト感覚は親指

月配列E-Xをさわり始めてますが、一番の特徴である中指シフトはこれまでまったくの未体験ゾーンでした。今回はいよいよ中指シフトで文字を入力してみます。

前回まではシフトなしで打てる文字の練習だったので、キーをひとつ打鍵するだけでひとつの文字が表示されていました。シフトなしで入力できる文字の並びと言葉の例は『人間本来の自然の仕組みとして、何か新しく学習するときは沢山のインプットと十分な睡眠の両方が必要』にあります。

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人間本来の自然の仕組みとして、何か新しく学習するときは沢山のインプットと十分な睡眠の両方が必要

やっぱり単純なものでも組み合わせると全体が複雑になるんだ、ということが今回の練習で体感できました。どういうことかというと、親指シフトの同時打鍵判定に、自由な成長の限界を感じてしまったので、月配列E-Xを使ってみようとしているところなのです。で、前回の『タイピングは実際にやってみるほうが覚えようとするよりも早く簡単にできるようになる』ではシフトなしの下段を覚えました。つまりこれまでの練習でシフトなしの上段、中段、下段をぞれぞれ配列表をみることなく入力できるようになり、そして今回はシフトなしで入力できる文字を練習してみたというわけです。

中指シフトとは、ひとつのキーに複数の文字を割り当てる方法のひとつ

中指シフトというのを理解するには、なぜシフトがあるのかというところから始めるとわかりやすいです。

なぜシフトがあるのか? 簡単に言ってしまえば、キーボードはキーが少ないほうが手の動作がやさしくなり、そうするとキーボードのキー数だけでは使用する文字をすべて割り当てることができなくなってしまうからです。

つまり、中指シフトとは、ひとつのキーに複数の文字を割り当てる方法のひとつです。

シフト操作の実際

ローマ字入力の場合

普通のアルファベットを入力するときはキーボードの左右にある shift キーを押しながら文字キーを押すと大文字になります。

親指シフトの場合

親指シフトでは、アルファベットの文字数よりも、かな文字の数のほうが多くてキーボードにすべてを割り当てることができない問題を、シフトを利用することで解決しています。

アルファベットの場合はシフトなしで小文字入力、シフトありで大文字入力になっていて入力する文字に関連がありますが、親指シフトの場合は入力文字に関連がないのでキーが同じでもシフトの有無で全然違う文字が出力されます。

またシフトキーの使い方も違っています。

アルファベットを入力するときはシフトキーを押しながら文字キーを押して離し、最後にシフトキーを離します。シフトキー押す、文字キー押す、文字キー離す、シフトキー離す、という操作です。

親指シフトの場合は、シフトキーと文字キーを同時に押して同時に離します。大きなボタンを押すときたまたま指が当たってるところが2点になっている感じといってもいいと思います。

月配列の中指シフトの場合

さて、中指シフトである月配列の場合ですが、アルファベットのシフト方法とも親指シフトの方法とも違い、前置シフトという方法によってます。

前置シフトは同時に押すのではなく、シフト側の文字を入力したいときにシフトキーを先に押して離して、それから文字キーを押す方法です。シフトキー押す、シフトキー離す、文字キー押す、文字キー離す、という操作です。

シフトキーを押した後に離してしまってもOKというのがミソです。

でも同時に押しているタイミングがないのにシフト入力するというのは特殊なことではなく、みんな普通に日々やっていることだったりします。

スマホで日本語をフリック入力している途中でアルファベットを入力しようと思ったらアルファベットのキーボードに切り替えますよね? これもシフト操作です。

ローマ字入力も前置シフトだと解釈可能

ローマ字入力も考えようによっては前置シフトだと解釈できます。母音の入力が直接入力で、子音 + 母音の入力は前置シフトによる入力です。子音が前置シフトということになるわけですね。

月配列も文字キーをシフトキーとして使うことと、シフトキーを押しているあいだに文字キーを押す必要がないというところがローマ字入力と共通していて、入力動作としては似てそうです。

そしてシフトの機能としては、キーの数が限られているから割り当てきれないカナをシフト側に割り当てよう、という親指シフトの考えかたとおなじなので、入力しているときの気分としては親指シフトに似てそうです。

月配列E-Xにはシフトキーが3つあり、それぞれ別のシフト面をもっている

月配列の標準とされている「2-263式」には左右の中指用に2つのシフトキーがあり、どちらもおなじ機能なので打ちやすさで自由に使い分ければいいということになっています。

しかし今ぼくが練習している月配列E-Xにはシフトキーが3つあります。 の3キーです。それぞれ別のシフト面をもっているので覚えるパターンが標準の月配列よりも多くなりますが、その分打鍵数は少なくなるので、一度スラスラ入力できるようになってしまえば標準の月配列よりも快適そうだとにらんでいます。

ただ、まだまだ全然スラスラ入力できるようになっていないわけです。というかまだシフトなしの文字しか覚えてません。

とっとと覚えないといつまでたっても使えるようにはならないのですが、暗記は苦手なので手で覚えます。

月配列E-X シフトホーム段のキー配列

というわけで今回は、左手中指の キーでシフトするホーム段の文字を練習します。

こういう並びです。

!|「|D|、|・|む|ら|り|み|そ|

練習用テキスト

これまでに覚えたシフトなしの文字の復習をかねて、シフトが必要な文字を少しずつ混ぜ込んでみました。

むきになる

らくしていい

りくつです

みしてみな

そこはさー

「むりすんなって、

みそくそいっしょ

・みりたんいのてーま

・りけいにてんしん

からっとした、いいてんきです

みらいでまってる!

そういうこと
2018-11-08 月配列や親指シフトのようなシフト入力とローマ字入力のコードストローク入力とではまったく別世界だったことと、D シフト上段の練習テキストについて『シフト操作は親指でも中指でも共通の動作として脳に認識されている』に書きました。

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Author

naoan

始めるのに遅すぎることはない、とすごい人たちがみんな口をそろえていうので、まにうけて人生たのしもうともいます!