youtube動画の著作権と、DAWと、ノートPCの冷却ファンが回らない問題の対処と、Windows10への無料アップグレードとがすべて確認・実施できた1日
(画像出典:Apollo 11 Image Gallery | NASA)
先日の『ブリッジ・ミュートのダウン・ピッキングを迫力ある重低音で鳴らすコツ』という記事の次には、ブリッジ・ミュートで速いテンポのピッキングができるようになるおすすめの練習フレーズを紹介しようと思っていました。
ラウドネスという日本のバンドが1984年に発表した『クレイジードクター』という曲中のフレーズなのですが、自分で採譜した楽譜でもウェブで公開するのは著作権に関係する法律に抵触するかもしれない、と急に気になりだしたのでちょっと調べてみました。
youtube動画が著作権法に抵触しないOKケース
すると、どうやらやっぱりアウトで、著作者に許諾をもらう手続きをするとか、著作権の管理団体にお金を払うとかしないとできないことになっていることがわかりました。
これでは練習フレーズの譜面をサイトに掲載できない、と一瞬あきらめそうになりましたが、まったく道がないわけではなく、youtube での公開なら大丈夫ということがわかりました。
譜面を法律に違反しないように公開する方法はわかったのですが、譜面が1ページずつ一定時間で切り替わるだけの動画なんて味気ないことこの上ないので、せめて譜面と原曲とがシンクロするようにして、譜面から音楽が聴こえてくるかのような動画にしようと考えました。
自作以外のコンテンツアップロードは著作隣接権を侵害する
その流れで動画編集のことを少し調べ始めたらすぐに、複製権(原盤権)と呼ばれる著作隣接権があって、誰かが作った音源を作成者の許可なく使用すると、たとえ自分が著作権者であろうとも、複製元原盤の所有者(たいてい制作費を支払った企業)の複製権を侵害することになることがわかりました。
つまり譜面と音楽がシンクロするような動画を公開するには音源も自作する必要がある、ということです。
かつてバンドでギターを弾いていましたが、自分でちゃんとした音源を作ったことはありません。
当時、曲を作ったときにそのイメージをメンバーに伝えるのはカセットテープでした。
そのカセットテープの内容は4トラックのMTR(マルチトラックレコーダー)で作ったラフなもので、ひどいときにはアコギに鼻歌をテレコ(テープレコーダー)に直録りしたものですませたこともあります。
音源を自作できるソフトはDAWという
当時のMTRのようなものも、今どきはきっとパソコンでできるだろうと思って今度はこれを調べてみると、最近はどうやらDAWというものが自作曲を発表するような人に使用されているらしいことがわかりました。
現在のぼくはしがないサラリーマンで、給料があがる見込みはなく、というより年々残業時間を削られるせいでむしろジリジリさがっていっているのに、子どもたちはどんどん成長するのでどんどんお金がかかり、非常に厳しい状況です。
当然小遣いなんていう自由に使えるお金なんてあるはずもないので、楽器の音をパソコンに取り込むインターフェイスがあれば演奏の音源を作れることはわかったのですが、購入できません。
でもラッキーなことにDAWというものは音のデータさえあればなんでも作れるようなのでひとまず音源作成はPCで完結します。
このDAWとやらを使えばとりあえず練習フレーズのイメージを伝えられるだけの音源を作ることができそうです。
ぼくが自宅で家族共用ではなく自分専用に使っているPCは、かつてWindows XPが入っていた古いマシンで、XPのサポートが切れるころに仕事の勉強のためとおもってCentOSというOSをインストールしたものです。
バージョンは6で今となっては型落ち状態のOSです。
しかも通常はサーバーに使用されるOSを無理やりデスクトップ用途につかっているので、何をするにもだいたい不自由です。
DAWをインストールしようとしたのですが、ライブラリのバージョンが古いというメッセージで止まってしまい、うまくいきませんでした。
まあ、Dropboxも先日サポート打ち切りで動作しなくなったぐらいのOSなので、ダメ元でやってみたところではありますが、それにしても自分でなんとかする手がなくなってしまうというのは残念でした。
ノートPCの冷却ファンが回らなくなる原因のひとつはホコリ
家にはもうひとつ使っていないノートがあります。3年前に突然ファンが回らなくなり高熱を発するようになったのでそれから使っていません。
簡単にあきらめられないぼくはこのノートのことを思い出し、ファンが回らなくなったときの対処法を調べてみたところ、ホコリがつもってファンが回らなくなっていただけで清掃して取り除いたらまた元通り動くようになったという例がわずかながらに見つかりました。
うちのノートもたまたま見つけられた例のようにホコリがつもっているだけだったら使えるかも、と裏のフタをはずしてホコリをとり、電源を入れてみたら、いきなり「ブワー」っと見事に動きだしました。
2019年のゴールデンウィーク中でもWindows10への無料アップグレードは可能だった
しかもWindows7だったのですが、無料アップグレード期間はすでに終わっているのにWindows10にアップグレードすることもできました。
今後メモリが足りないとかで不自由することはあるかもしれませんが、ひとまずインストールできるソフトが限られる不便さからは開放されました。
まとめ
音源自作についてはわからないことばかりで、原始人が現代にタイムスリップしてきたときのようなとまどいを感じていますが、著作権を調べ始めてからWindows10にアップグレードするところまでたった1日でトントン拍子に進んだので、きっとこの世界に呼ばれているんだと思います。
あまりにもテンポ良く進んだのでこの記事ではひとつひとつをかなり端折って書いてますし、ここまで調べたことだけでなく、これからも現代人になるためにいろいろなことを調べることになると思うので、ここからはどこかにいるかも知れないぼくのような人のためにひとつひとつをもうちょっと丁寧にシェアしていこうと思います。